kuri 世界を旅する女子

大学4年間で19ヶ国!バックパッカー、ボランティア、インターンから留学まで

フィリピンの足、ジプニーの乗り方を分かりやすく【捕まえ方・お金の払い方・降り方】

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こんにちは、フィリピンに留学で10ヶ月間滞在していたkuriです。

その経験から今回は、フィリピン人の足ジプニーの乗り方を紹介したいと思います。ジプニーを乗りこなせば、どこでも行けるようになります!

ちょっとでも滞在が長い方は、利用してみて下さい。

ジプニーとは

フィリピンを縦横無尽に走り回っている、小さなバスです。バスと言っても、軽トラに屋根を付けて、両脇に長椅子を1つずつ置いたような、簡単な作りになっています。

窓は開いているだけでガラスは無く、ドアもありません。雨が降ってきたら、窓の上に付いている透明なカバーをくるくると下へ下げます。

決まったバス停は無く、自治体で決まっている自分のルートを往復しています。かなりの人がジプニードライバーを仕事としているので、ちょっと待てばすぐジプニーが来ますし、基本的にどこでも乗り降りできますので、とても便利です。

ジプニーの乗り方

行き先の見方

さて、沢山走っていて便利なジプニーですが、バス停も路線図もないので、初めての人にはちょっと難しいでしょう。詳しく解説していきます。

まずは、自分の行きたい進行方向側の道路脇に立ちます。すると、間もなくジプニーがやって来ますので、フロントガラス下部に付いている行き先を見ます。その方面で合っていれば、手を挙げて乗りたい事を伝えましょう。

行き先を見るということは、ある程度の行き先が分かっている必要があります。周りの人に聞いておくなり、目的地の地名や、目的の場所付近にある目立つ施設の名前を運転手に言って確認しましょう。フィリピン人は基本的にフレンドリーなので、親切に教えてくれますよ。

また、複雑な道路網がある都市部を除いた所でのちょっとの距離の移動であれば、進行方向さえ合っていれば乗って大丈夫です。短距離は大体一律7ペソ(約14円 )なので、ちょっと歩くの疲れた時など、ジプニーが見えたらよく乗ってしまいます。

捕まえ方

やってきたジプニーが自分の行きたい方向だった場合、道路の際に立ち、手を挙げてアピールします。

すると、自分から1番近い、停められる所に止まってくれます。フィリピンの交通事情上、だいたいは目の前に止まってくれますが、たまに通り過ぎたりするので、そこまで小走りで向かいます。

お金の払い方

座席に座ったら、お金を払います。

金額が分かっている場合は、ピッタリ小銭を用意し、「バイヤッ(ド)ポ」と言って隣の人にお金を渡します。するとみんな「バイヤッ(ド)」とか言いながらリレー形式で運転手まで渡していってくれます。

誰かから回ってきたら、同じように回してあげましょう。

お金がピッタリ無い場合は、取り敢えずお金を回し、運転手さんの所まで渡ったら行き先を言います。すると、運転手さんがお釣りを回してくれます。

いくらか分からない場合は、乗ってから、「マカーノポ」と大きな声で聞きます。いくらですか?という意味です。出来るだけ運転手さんの近くに座れば、大きな声を出す必要がなくなります。

因みに、他の人からお金が回ってきたら、同様に回してあげましょう。

降りたい所での停め方

次に、降り方です。

基本的に降りたいところで降ろしてくれますので、近づいてきたら「バラポ」と大きな声で言います。急には止まれないので、ちょっと早めに言うのがいいのかもしれません。

運転手さんが聞こえない場合は、周りの人が言ってくれることもあります。

ただ、大きな道路の場合、停められない場所も出てきます。そうした場合は、行き先(〇〇マーケット)などと運転手さんに事前に言っておくといいでしょう。そうすれば、1番近い停められるところで止まり、ここだよ!と教えてくれます。

マメ知識:大学内でもジプニーが走っている

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実は、私が留学していたフィリピンの大学では、敷地が広いため学内までジプニーが走っていました!

寮の目の前から外のスーパーまで、歩くと門を出るまで15分、門を出てから5分かかるのですが、ジプニーに乗れば5分ちょっとで着いてしまいます。

学内では停まる場所が決まっているので、そこで乗り降りします。

ちなみに…

言語

今回紹介した「バラポ」や「マカーノポ」は、公用語のタガログ語になります。フィリピンには、実は70を超える言語があり、例えば人気観光地のセブ島では、イロカノ語が話されています。紹介した言葉は是非、タガログ語圏内でお使い下さい。

マニラのジプニー

マニラではスリが多いため、ジプニーに乗るのはあまりお勧めしません。と、フィリピン人の友人に言われました。

実際、私がマニラのジプニーに挑戦したのも留学の後半です。道も複雑ですし、ジプニーに慣れていても分かりにくくて、いろいろな人に聞きながら乗りました。

スリは気を抜かず、きちんと対策をすれば大丈夫ですが、海外初心者の人はマニラ以外の場所でジプニーを使って見てくださいね。

 さらにジプニーを使いこなすには、下の記事をチェック

www.kaigai-kuri.net

では、フィリピンで楽しい旅を満喫してください!