ココナッツウォーターは飲むな!衝撃の味
こんにちは、kuriです
今回はこの、
一度はそのまま飲んでみたいと憧れるココナッツウォーターについて!
最近は某回転寿司チェーンなどでも期間限定でそのまま飲めたりしましたが、
やはり、南国に行ったら試してみたいものの1つだと思います。
私は憧れのココナッツウォーターを初めて飲んだ際、その味にびっくりしたので、その感想と合わせて、現地のココナッツの食べ方について、ご紹介したいと思います。
衝撃!ココナッツウォーターは甘くない!!
まずは、初めて飲んだ時の衝撃から!
見出しに書いてしまいましたが、
ココナッツウォーターは、全く甘くないんです。
え?と思った方。
私と同じですね。
知ってるよ!って方。
素晴らしいです。
私達が思い浮かべるココナッツの何かといえば、ココナッツミルクではないでしょうか。
すっかりあの甘い感じが、ココナッツウォーターでも味わえると思ってしまっているのです。
しかし、実際のココナッツウォーターは、
薄めのアクエリアスのような味がするんです!
憧れのココナッツウォーターでしたが、飲み切ることができませんでした…
スポーツドリンクが得意な方は、イケるかもしれません。
すると、次の疑問が湧いてきます。
一体あの甘いココナッツミルクは何なのか!?
ココナッツミルクとは!?緑のココナッツと茶色のココナッツの違い
一体ココナッツミルクは何なのか。
鍵は、ココナッツの色にあります。
緑の若いココナッツ
まずは、緑のココナッツから。
こちらが、上を割って飲む方の、緑の若いココナッツです。
中は透明な液体、ココナッツウォーターが入っており、また内側には白くてプニプニした果肉が数ミリ〜数センチついています。
ココナッツウォーターを飲み終わった後に、半分に割って白いプニプニをスプーンで剥がしながら食べることができます。
果肉の味は、ココナッツウォーターがちょっと凝縮された感じ。そのためこちらも特に甘くはないですが、私はココナッツウォーターを飲むよりは好きです。
フィリピンでは、普通に全般を指してココナッツと呼びますが、若いココナッツは特に「ブコ」と呼んでいます(第1言語であるタガログ語)。
茶色の古いココナッツ
そしていよいよこちらが、ココナッツミルクとなるココナッツです!
若いココナッツと同様、中はココナッツウォーターで満たされていますが、こちらは木から落ちてからだいぶ経っているため、飲むことはしません。
若いココナッツとの大きな違いは、内側の果肉です。
緑の若いココナッツのプニプニに対し、茶色の古いココナッツの果肉はカチカチに固まっています。
そしてそう、
この硬くなった真っ白な果肉こそ、ココナッツミルクの正体なんです!!
え?固形物?
実は、この果肉をギザギザの刃物などで細かく削りとり、水と混ぜて絞ると、水が真っ白な液体に!ココナッツ独特の甘みと味が水に染み出て、これがココナッツミルクとなるんです!
そう、ココナッツミルクは、作るものだったのです。
現地ではこんな風に食べる
日本で売ってるココナッツミルクには砂糖が足してありますので、絞っただけのココナッツミルクは、もっとサッパリしています。
しかしそれでも、本来の素朴な甘さはしっかりありますので、これをカレーに混ぜれば、インドカレー屋さんでよくある甘口カレーになる訳です。
タイでお世話になっていた家庭では、小学生の子供に食べさせる料理には殆どこのココナッツミルクを入れていました。
(家に削る道具もあり、毎回手で削って絞ってココナッツミルクを作っていましたよ!でも機械もあり、ココナッツを持っていくと削ってくれる業者も街にありました)
東南アジアでは、ココナッツを細長く切ってドライフルーツのように乾燥させて食べるお菓子が良く売っていました。砂糖をつけているものもいないものもありますが、つけていなくても噛めば噛むほど甘くてとても美味しかったです!
まとめ
若いココナッツ→ココナッツウォーター
古いココナッツ→ココナッツミルク
です!
ココナッツウォーターは、皆さんが想像しているよりはるかに味が薄いです。
というか、ココナッツミルクとは全くの別物!
喉が渇いている時に水分補給として飲む分にはとってもいいですが、美味しいココナッツを…!という方には、おススメしません。
それでも飲んでみたい!という方は、意外に量があるので、友人と分け合うといいと思います。
そして是非、ドライココナッツを食べてみてくださいね。