【フィリピンの常識】フィリピンタイム・イングリッシュタイムとは〜留学記
こんにちは、kuriです。
さてさて!
今回は【フィリピンタイム】の話です。
みなさんは、フィリピンタイムって言葉聞いたことありますか?
もし皆さんがフィリピンに旅行以外で行くとなったら知っておいた方がいい【常識】なので、覚えておきましょう!
フィリピンタイムとは
まずはフィリピンタイムから。
みなさん、日本が時間に対して正確すぎる国だという事を認識していますか?
電車がたったの1分遅れたからといっていちいち謝るのは、日本くらいでしょう。
特にアジアやアフリカは、バスの時刻表すらないなんてことがザラです。
そしてフィリピンも例外なく、
時間にルーズな国のひとつ。
しかもそれをしっかり認識している彼らは、そんな時間にルーズになることを【フィリピンタイム】と自ら呼んでいるのです!
…ちょっと語弊がありますかね。
もうちょっと正確に言うと、
フィリピンタイムとは、予定時刻には絶対始まらず、30分前後遅れて始まることを指します。
この遅れる分数は、集まりの規模によって代わります。
30分というのはちょっと大きな、例えばひとクラスとか、数十人規模のパーティーなり講演会なりの場合ですね。
例えば「18時からイベントあるから来てね」と言われたら、18時半に行くのが正解です。18時に行っても誰もいないでしょう。
この分数は人数が多ければ多いほど長くなりますので、
5、6人規模だと、15分遅れくらいが目安だと思います。皆が来ないわけではないのですが、○時と指定されても、結局全て揃うのはその15〜20分後くらいなのです。
こちらが外人(フィリピン人じゃない、はたまた時間に厳しい日本人)なので、2人で会う場合は大体時間通りに来てくれます。
イングリッシュタイムとは
フィリピンタイムの反対の意味として使われるのが、【イングリッシュタイム】です。
反対の意味っておかしいですね笑
つまりは、「本当に時間通り」という意味です。
流石にフィリピンでも、絶対この時間から始めるんだって時があるんです。
そういう時は、「イングリッシュタイム!イングリッシュタイム!!」と念を押されます笑
まあ、遅れを見越して30分早く伝えるという手もありますが。
これはどっち?フィリピンタイムVSイングリッシュタイム
さてフィリピンには、フィリピンタイムとイングリッシュタイムが存在することが分かりました。
そこで気になるのが、世の中のどれがフィリピンタイムでどれがイングリッシュタイムなのか、ということ。
以下、場面ごとにご紹介します。
授業は?
そこでまず思い浮かんだのが、学校の授業はどうなのか、という問題。
答えは…
授業はイングリッシュタイム!
あまりに田舎の学校は分かりませんが、流石に1日の中で授業の数は決まっているし、教室を使える時間も決まっていますので、授業はイングリッシュタイムです。
お店は?
お次は、お店!
これは、どんなお店かで答えが別れます。
答えは…
個人商店、田舎のお店は
フィリピンタイム!
大型スーパーデやパート等、観光施設は
イングリッシュタイム!
まあ、外国人が関わるところは基本イングリッシュタイムですよね。
バスは?
はい、言わずともフィリピンタイムです。
というか時刻表なるものを見たことはない気がします。
その場所に行って、バスがあったらor来たら乗り、出発までただ待ちます。
何分後くらいに出発するかくらいは確認できると思いますが。それもあまりアテにならないので大人しく乗っておくことをお勧めします。
フィリピンタイムは難しい!
実際30分後は落ち着かない
留学初期は、このフィリピンタイムになかなか慣れず、待って待って待ちまくっていました。しかし後半になれば慣れるもので、ああ、30分後ね、と分かるのですが…
やっぱりちょっと落ち着かない!笑
なので、間を取って15分か20分後に言っていました。日本人なので笑
相手が気を遣ってくれていた
2人か3人の少人数だと、こっちが日本人なので、ちゃんと気をつけて時間ぴったりあるいは早めに来てくれる素晴らしい子がたまにいるんですよ。
でもこちらはフィリピンタイムか、と思って少し遅れて行くわけですよ。
そうすると何が起こるか分かりますよね。
相手を待たせてしまうんですよ笑
そうすると、日本人なのに遅れてしまった!という訳わからない焦りに襲われます。
フィリピンタイム、なかなか難しいです…
まとめ
フィリピンにはフィリピンタイムが存在するので、基本的には遅れて行きましょう!
でもやっぱり難しいと思うので、そういう時は他の子に「でも実際何時に来たらいいの?」とか「あなたは何時に来るの?」と聞いてみるといいかもしれません。
郷には郷に従え、みなさんもストレスなくフィリピンライフを送ってみてください。