kuri 世界を旅する女子

大学4年間で19ヶ国!バックパッカー、ボランティア、インターンから留学まで

青年海外協力隊だけじゃない!JICAの短期インターンで国際協力!

こんにちは、kuriです。

今回は、国際交流協力ということで、JICAのインターンについてお話ししたいと思います。

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JICAで有名なのが、青年海外協力隊ですよね。日本でトレーニングをした後、2年間の現地勤務で様々な活動を行います。知ってる方も多いと思います。

 

でも、2年って長いですよね

学生なら就活前に頑張ってみるか(しかし新卒の合格率は低い)、社会人なら会社を辞めるか、理解ある企業であれば休職を使うことになります。とても大変です。

 

しかし皆さん、JICAは協力隊だけじゃないんです。数ヶ月程の、短期インターンがあるのはご存知でしょうか。

 

私は、このインターンでアフリカに3ヶ月間行くことを試みていました。しかし、選考が就活と重なり考えがまとまらなくなってしまい、最終選考で落ちてしまった経験があります。その経験と反省を生かし、インターンの紹介試験について書きたいと思います。

 

JICAインターンとは

国際協力・開発援助に関心を有する学生(大学生・大学院生)及び社会人に対し、JICAの各部署及びプロジェクト等におけるインターンシップの機会を提供することにより、JICA事業及び我が国の国際協力に関する理解を深め、本プログラムを通じて幅広い分野でのJICA専門家や開発コンサルタント等の国際協力人材を志向していただくことを目的としています

 

年に2回、募集と選考があり、毎回国も期間も時期も様々です。

資格の有無やTOEICの点数、大学生かそれ以上(大学院生または社会人)かで応募に制限のあるプロジェクトもありますが、その中でも特に資格のない大学生の私でも行けるものは沢山ありました(海外勤務の場合はTOEICが必須)。

自分の都合のつく時期の中で、希望の国を3つまで出すことが可能です(3つ希望しなくても良い)。

 

インターンポスト

本部国内機関在外事務所開発コンサルタントの4つから募集があり、2018年度第1回ではそれぞれ12名、13名、16名、7名の募集です。

青年海外協力隊を目指す方、海外で活動したい方には、在外事務所が良いと思います。

JICAインターンシップ・プログラム | JICAについて - JICA 

 

期間

1〜3ヶ月がメジャーな様で、2018年度第1回では1〜2ヶ月までの募集のものしかありませんでした。私が受けた時は、3ヶ月やもう少し長いものもありました。

 

費用

気になるのが、インターンの費用。

航空券は、10万円までは自己負担、10万円を超えるとJICAからの支給が出ます。生活費はJICAから補助が出て、額は国によって異なる様ですが、生活に十分足りる額が貰えます。

アフリカにインターンに行った友人の話では、補助費の余りで結局航空券代の10万も賄えたので、プラマイ0円だったそうです。

 

2018年度第1回の募集国一覧

  • 在外事務所

東ティモール、モンゴル、タイ、カメルーン、タンザニア、モザンビーク、ザンビア、エチオピア、タジキスタン、パレスチナ、エジプト、エルサルバドル、ペルー、パラグアイ、ウガンダ、ニカラグアの、全16ヶ国です。

パレスチナも入っているんですね!驚きです。

 

1つの国に対し、募集人数は1〜2人が多い様。2018年度第1回では全て1人ずつの募集です。

2018年度第1回在外事務所ポスト一覧(JICAホームページ)

 

  • 開発コンサルタント

エチオピア、エジプト、スリランカ、インドネシア、インド、全5カ国、7コンサルティング企業です。

2018年度第1回開発コンサルタントポスト一覧(JICAホームページ)

 

 

試験について

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選考は2段階に分けて行われます。第1段階は書類審査、第2段階は面接です。

 

書類審査

応募書類は、「インターン応募者調書(応募申請書・履歴書・自己申告書)」と、未成年は「同意書」、社会人は「所属先同意書」が必要です。これらは全てホームページからダウンロードできます。

これに加えて、語学力に関する証明書(必須)、在学証明書及び理由書(必要な方のみ)が必要となります。詳細は、同ホームページに載っている募集要項に書いてあります。

それら書類のデータを、メールに添付してJICAへ送ります。

 

主に審査の対象となるのは、自己申告書です。第3希望まで用紙があるので、行きたい国と合わせて志望動機などを記入します。

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内容は、①大学/大学院での研究内容(社会人はこれまでの業務経験)と今後のキャリアプラン、②上記を踏まえたプログラム/ポストの志望動機、③具体的な計画/達成目標の3項目です。各項目500字以内で記入します。

 

面接

面接では主に書類で書いた内容についての質問があります。自分で書いた志望動機に論理的な綻びがないか、突っ込まれたら困る部分をできるだけ面接までに潰しておきましょう。http://yokobeexxx.hatenablog.com/entry/2018/01/30/175412より)

 

在外事務所の応募の場合、面接は自宅のパソコンから、Skypeのテレビ電話で行うこともあります。現地の方と面談するためです。

 

私はアフリカの民間企業連携のプログラムに応募したので、面接はJICAの職員の方1名と、現地にいる民間企業の方2名の、計3人を相手に行いました。

凄く緊張しましたし、アフリカとテレビ電話なので時間差が大きく、混乱してしまって大変でした。

ここではいろいろ反省があります。私はここで落ちてしまいましたが、手応えもあったので、敗因ははっきりしています。

どのように内容を書き面接に臨むべきかと、落ちてしまった反省の詳しい内容を下の記事に書くので、試験に臨む方は参考にして下さい。

kurikuri421.hatenablog.com

 

 

また、こちらは本部の方に受かった方の経験談ブログなので、併せて参考にしてみて下さい。

yokobeexxx.hatenablog.com

 

こちらは、さらに詳細にJICAインターンについてまとめてあります。

www.goodfind.jp

 

まとめ

JICAインターンは、国際協力をしてみたい、将来国際協力関係の仕事に就きたい、JICAで働くことに興味がある、といった人におすすめです。

国際協力を自分でしようとすると、意外とお金がかかるものです。ハードルは少々高いですが、熱意がありそれをしっかりと伝えられれば行くことができます。お金がかからなく、日本の最高峰の国際協力機構で経験できるこのJICAインターンに、是非挑戦してみてはいかかでしょうか。

可能性が大きく広がると思います。

 

大学4年間で海外活動は19ヶ国、15ヶ月間でした〜↓

kurikuri421.hatenablog.com